手の痛みやこわばり、変形に困っている女性はたくさんいます。

当院の外来でも、手の症状を訴える患者さんがいない日はありません（と思うくらい多いです）。

そして、病院に行っても「使いすぎ」「年のせい」「治らない」と言われることが圧倒的に多いです。

「治らないの？仕方ないの？我慢するしかないの？」

実際に患者さんからそのように訴えられると、私も困ることがあります。

本当に我慢するしかないのでしょうか？

更年期障害の症状なら、HRT（ホルモン補充療法）が効くので、2週間～1カ月くらいお試しすることをお勧めします。

継続するかどうかは、その後で考えればいいです。

更年期症状だったんだ！と、わかってホットする方もいます。

HRTをお試しになりたい方はご相談ください。

それから、手外科専門医の平瀬雄一先生（四谷メディカルキューブ）も、

「気のせい、年のせいではありません。」と言ってます。

平瀬先生の講演を学会で2度聴いたことがあります。

昨年、書籍も出版されました。

『私の手はなぜ痛いのか、しびれるのか、曲がっているのか』

というタイトルで、まさに「手」の本です。

形成外科医なので、手術が専門ですが、更年期以降の手の症状にエクオール（商品名：エクエル）が効果あると言ってます。

6割に効果があるようです。

エクオールは大豆イソフラボンから作られる成分で、女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をしています。

そのため、更年期症状を緩和したり、関節痛を緩和する効果が期待されています。

エクエルは通販でも購入できますし、サプリメントなのでどなたでも飲めるので、手の痛みでお困りの方はお試しください。