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院長ブログ

4価ワクチンを接種した後に、9価ワクチンを接種できるの?

子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種者が増えて喜んでます。

小学校6年生から高校1年生相当の女子は定期接種なので無料でうつことができます。

高校2年生以上は自費になってしまいますが、それでも将来の子宮頸がんリスクのことを考えて接種される方もいます。

日本で使用されているHPVワクチンは、2価のサーバリックスと、4価ワクチンのガーダシルです。

当院で使用しているワクチンはガーダシルで、自費だと1回15,000円、3回で45,000円です。

今年の7月に、日本でもやっと9価ワクチンの発売承認がされました。

9つのウイルス感染を予防するワクチンで、海外ではすでに9価ワクチンが主流となってます。

4価は子宮頸がん全体の約7割、20代の子宮頸がんの9割を予防できると考えられてます。

9価は子宮頸がん全体の約9割を予防できます。

4価よりも9価の方が効果は高いですが、9価ワクチンの発売がいつになるかわかりません。

定期接種になるのはさらに先だろうとも言われてます。

HPVワクチン接種のベストタイミングは、セクシャルデビュー前に接種することです。

それから、高いワクチンなので、無料でできる定期接種のうちに接種した方がいいとおもいます。

それでは、4価ワクチンの後で、9価ワクチンを接種できるのでしょうか?

海外ではそのような報告はあるので、安全性については問題ありません。

どちらも、インフルエンザワクチンと同じ不活化ワクチンなので、科学的に考えても問題ありません。

皆さん、毎年インフルエンザワクチン接種していますよね。

現在、9価ワクチンの発売準備中で、おそらくそのことも議論されているのかなあと、私は勝手に考えてます。

日本ではどのような注意事項がつくのか、さっぱりわからないので、保護者の皆様からの質問には、

海外では4価の後で9価ワクチンをうつこともありますが、日本ではどのようになるかわかりませんと答えてます。

でも、ちょっと考えてみましょう。

今接種するかどうかを決めるのに、将来の9価ワクチンの接種可否は考慮しなくてよいと思います。

特に、高校1年生の場合、

「いつうつの?」

「今でしょ!

 カテゴリー:がん(予防、検診、治療)  2020年10月05日

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