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院長ブログ

ジェンダーを考える

日本女性医学学会がWEBで開催されています。

多くが医学研究の発表ですが、女性の健康に関するものや社会学的立場の講演発表もあり、とても充実した学会です。

なんと、招請講演は上野千鶴子さん。

昨年2019年、東大の入学式で式辞をのべられましたね。

東大の女子大生の比率が2割を超えないのはどうしてかという話から始まりました。

女子の大学進学率は上昇しているのに、東大合格者が2割に満たない。

これについては東大に不正はございませんときっぱり。

女子の東大合格者が2割を超えないのは、女子の受験者が少ないからです。

その理由はいろいろあるでしょうが、ジェンダー(性差)による影響だと私も思います。

私もジェンダー概念には傷ついたり悩んだりしました。

小・中学校の頃は「女のくせに」とよく言われましたし、それでも、良き妻良き母になりたいと思ってました。

当時はジェンダーなんて言葉はなかったですよね。(あった?)

仕事と家庭の両立、それこそが高校時代の私を悩ませたテーマです。

仕事も100%、家事も100%、育児も100%したい。

そんなことできるわけないのに、ダラダラ考えてました。

結局結論を出すことはできず、まあどう転んでもいいように、とりあえず勉強しておくかということになったわけです。

なんて自分のことばかり書いてしまいましたが、

上野千鶴子さんの講演を聴いて、ジェンダーについて、女性という性について、そして医師という職業についてもう一度考えさせられました。

それから「達成欲求の冷却効果」という話はなるほどなあと思いました。

夢や目標にむかって頑張るって苦しいですよね。

ジェンダー社会で頑張っている女子の皆さん、甘い言葉に気をつけましょう。

そんなに頑張らなくてもいいよ。

無理しなくてもいいよ。

女の子なんだから・・・。

このような周囲の言葉を受けることで次第に目標達成欲求が冷めていくというのです。

そんなときは、だから何なのよ!と言ってやりましょう。

 カテゴリー:その他  2020年11月30日

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