いつの間にこんなに乳がんが増えてしまったのだろう、

1カ月前に開催された日本女性医学学会で、乳がん検診の講習会がありました。

もちろんインターネットWEB参加です。

以前一緒に仕事をしたこともあるA先生が、乳腺超音波診断のポイントを解説してくれました。

乳がんといえば外科の疾患になるので、マンモグラフィも乳房超音波検査も、どちらも第一人者は乳腺外科の先生です。

また、画像をみるという意味では放射線科の仕事でもあります。

産婦人科医も乳がん検診はしますが、指導者として活躍してる先生はほんのわずかです。

A先生はその数少ない産婦人科医です。

外科の先生からも一目おかれています。

そんなA先生とお友達っていうのが嬉しいです。

残念ながらWEB参加だったので、A先生にはリアルにお会いできず、お話もできずですが、いつかまた会えることを楽しみにしてます。

講演の中では「9人に1人が乳がんになる」という話がありました。

ビックリしました。

17年前に私が開業した当時は二十数人（たぶん24～26人）に1人って言われてたんです。

それがだんだん増えてきて、16人に1人になり、

2年前は11人に1人。

アメリカは9人に1人と言われていたのですが、まさか日本も同じ発症率になってしまったとはびっくりです。

乳がんは早く見つけることが大切だし、早期発見ができるがんです。

定期的な検診とセルフケア（自己触診）がとても大事です。