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院長ブログ

卵巣がん 低用量ピルでこんなに減るんだって!

学会シーズンです。

先週の関東連合では、時間限定の講演が2つありました。

関東連合というと暴走族みたいな名称ですが、正式には関東連合産科婦人科学会です。

一つは「妊娠中の子宮頸がんの取り扱いについて」

もう一つが「卵巣がんの治療2020」です。

卵巣がんは「サイレントキラー」とか「沈黙の病気」などと言われます。

初期は症状が出ないので進行して見つかることが多いからです。

それでも、卵巣がんは化学療法(薬)が効きやすいので、手術困難なケースでも、化学療法で腫瘍を小さくして手術することがあります。

使われる薬も、使い方も、私が病院に勤めていることよりもずっと進歩してます。

治療方法が進歩する一方で、予防についてもわかってきました。

今週開催中の日本女性医学学会でそれについての講演がありました。

卵巣がんの予防、それが低用量ピルです。

どれだけの効果があるのでしょうか?

10年以上低用量ピルを使うことで、卵巣がんのリスクは0.47まで低下します。

半分以下ですね。

また、卵巣に子宮内膜症があると卵巣がんのリスクが上がりますが、

内膜症に低用量ピルを10年以上使うと、卵巣がんのリスクは0.21まで低下します。

なんと、5分の1に減ります。

つまり、卵巣がん予防にピルを飲む、子宮内膜症の治療にピルを飲む。

それもできるだけ長く飲んだ方が、予防効果が高くなるというわけです。

 カテゴリー:子宮内膜症/子宮腺筋症、子宮筋腫 , 低用量ピル、月経  2020年11月25日

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