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院長ブログ

低用量ピルで月経調節

センター試験がいよいよ1カ月後にせまってきましたね。

本命は2月という方もいらっしゃいます。

当院に通院中のピルユーザーも試験日に出血が重ならないように調節中です。

ピルを飲んでいれば月経調節は簡単にできます。

初めての調節はこちらで指導しますが、やり方がわかっちゃえば自分で自由にコントロールできます。

20年前のピルは、3週間飲んで1週間休み(またはプラセボ)というピルだけだったので、調節はいたって簡単。休薬(またはプラセボ)中に出血が当たりそうだなという場合は、二通りの調節方法があります。

(1)1週間早めるには、実薬を2週間飲んで1週間休薬する。

(2)1週間遅らせるには、実薬を4週間続けて飲む。この場合、4週目の7錠は他のピルを使うこともあります。

最近は、連続して服用するピルとか、4日プラセボのピルなどもありますが、基本的には調節の仕方は同じです。

出血が当たりたくないのは試験だけではありません。

新型コロナウイルスの影響でおでかけすることは少なくなったといっても、出血すると気分がブルーになる方も多いはず。

私は初めてのデートの朝に月経が来てしまいました。

30年以上も前のことです。

しかもママチャリでサイクリングだったので、漏れてしまったらどうしようと思いました。

彼(今の夫)には生理が来ちゃた・・・と伝えましたが、天気も良かったし、根性がない女だと思われるのもしゃくなので、もちろん行きました。

今なら「根性」って何?ですよね。

痛いのは病気、多いのも病気、病気は治すもの。

根性では治りません。

痛み止め飲んで、ナプキン2枚重ねて、公衆トイレ見つけたら駆け込んで、何とか無事に帰ることができました。

こんなバカバカしい話は昔のこと。

低用量ピルで痛みも減るし、出血も減りますが、さらに上手に月経の時期もコントロールしましょう。

 カテゴリー:低用量ピル、月経  2020年12月22日

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