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院長ブログ

子宮内膜症の診断ってどうやるの?(思春期の場合)

昨日に続いて子宮内膜症(以下、内膜症)の診断の話です。

チョコレート嚢胞という卵巣嚢胞があれば、超音波検査(エコー)やMRI検査で診断することは容易ですが、

そうでなければ診断が難しいことがあります。

性交経験のない思春期女子に原則内診はしません。

仮に内診できたとしても、内診で異常ないからといって内膜症を否定することにはなりません。

それは大人でも同じです。

内膜症の成り始めは、子宮内膜組織が腹腔内(腹膜の表面)に着くことです。

腹腔鏡で観察しても、月経期には病変が現れるけど、月経後は病変が消失すると言われてます。

つまり、腹腔鏡をやる時期によっては、初期の内膜症を見つけることができない。

腹腔鏡で異常がなくても、内膜症を否定できないということになります。

したがって、思春期の月経痛は内膜症が隠れているかもしれないと思って対応する必要があります。(それは成人女性にも言えることですが)

また、月経痛のある女子は将来内膜症になりやすいこともわかってます。

内膜症の診断の有無にこだわらずに、月経痛がある場合は低用量ピルで治療しましょう。

低用量ピルは、子宮内膜症の治療もできるし、予防もできます。

 カテゴリー:子宮内膜症/子宮腺筋症、子宮筋腫  2021年02月09日

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