院長ブログ
月経周期の表現法
本日は看護協会主催の助産師向け講習会があり診療制限をさせていただきました。ご協力いただきありがとうございました。性感染症についての講習会でしたが、今日のブログはそれと全く関係ない内容です。
月経周期の表現法についてまとめてみました。
いろいろな説明書がありますが、この図がわかりやすいので真似て作ってみました。
月経は妊娠しなかった結果。
妊娠が成立しなければ子宮内膜が剥がれて月経が起こります。
28日周期(4週間周期)の方は、月経から2週間後に排卵が起きて、排卵後2週で月経が来ます。
<月経から排卵><排卵から月経>この期間には呼び名がついています。
ちなみに、男性ではそのような周期・変動はありません。
月経から排卵までを「卵胞期」または「増殖期」と呼びます。
赤ちゃんの元になる「卵子」を包んでいる袋を「卵胞」と呼びます。
卵巣では「卵胞」が発育するので「卵胞期」と呼びます。
卵胞からはエストロゲンが分泌されて、子宮(内膜)を増殖させます。
だから、「卵胞期」は「増殖期」とも呼ばれます。
統一すればいいじゃん!って思いますよね。
私もそう思います。
卵巣が主役か、子宮が主役かで呼び方が違ってくるのです。
そして、排卵後はどうなるのでしょうか。
卵巣では、排卵した後は「黄体」というのが形成されます。
だから、排卵から月経までの期間を「黄体期」と呼びます。
本当に黄色なんですよ!
黄体からは、エストロゲンに加えてプロゲステロンが分泌されます。
そして、子宮(内膜)の状態を「分泌期」と呼びます。
受精卵を受け入れる(着床)準備をしてます。
残念ながら妊娠が成立しなければ、月経が起きます。
月経が来る時期は、排卵後約14日(12~16日)と決まっています。
そして基礎体温は?といえば、プロゲステロンの作用で黄体期(分泌期)には少し高くなります。
難しいですね。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。