院長ブログ
エストロゲンと黄体ホルモン
3月14日、日曜日は名古屋ウィメンズマラソンが開催されましたね。
一昨年までランニングドクターとして参加していましたが、今年は辞退しました。
(緊急事態宣言中というのもありますが、練習不足!っていうのが本音・・・です。)
スタート前の更衣室は無し、スタート直前までマスク着用、スタートでは1~2m間隔、給水は紙コップに蓋をして並べるなど、感染対策が徹底してなされたようです。
さて、本日は女性ホルモンの呼び方についての話です。
女性ホルモンには『エストロゲンと黄体ホルモン』があります。
お気づきでしょうか?
エストロゲンは英語なのに、黄体ホルモンはどうして日本語なの?
卵巣から出る女性ホルモンには2つあります。
(1)エストロゲン(卵胞ホルモン)
(2)プロゲステロン(黄体ホルモン)
卵巣で作られる内因性エストロゲン(E)には、E1,E2,E3などがあります。
そして、人工的に作られる合成エストロゲン(E)には、エチニルエストラジオール(EE)等があります。
「エストロゲン=卵胞ホルモン」はその総称です。
ところが、「プロゲステロン」はヒトの卵巣で作られる内因性ホルモンのことで、総称ではありません。
黄体ホルモンの総称は英語で「プロゲストーゲン」と言います。
卵巣で作られる内因性黄体ホルモン⇒「プロゲステロン」
人工的に作られる合成黄体ホルモン⇒「プロゲスチン」
ややこしいので、私はいつも『エストロゲンと黄体ホルモン』っていう表現を使ってます。
どうして「卵胞ホルモンと黄体ホルモン」って言わないかって?
「卵胞ホルモン」って言い方、あまり市民権ないような気がするので。
「プロゲストーゲン」も同様です。
黄体ホルモンって言い方の方が落ち着く。
今日はこのくらいにしておきます。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。