出産後はホルモンの急激な変化に加え、慣れない育児、十分な睡眠がとれないなどから「産後うつ」になることがあります。

コロナ下の影響で、産後うつが増えていると言われてます。

筑波大学の調査では、4人に1人は産後うつを発症しているという結果でした。

産後うつはこんな症状です。

・気分の落ち込みやイライラするなどの情緒不安

・食欲の減退、

・何をしても楽しめない

・ネガティブ思考

・赤ちゃんのおむつを替えることができない

・食事を用意することができない

・部屋を片付けることができない

・自宅に籠ってしまう

・赤ちゃんが可愛く思えない

などなどです。

お母さんの様子が「なんだかいつもと違うな」と少しでも感じたら、産後うつを疑ってみてください。

＜すぐできること＞

パートナーや家族にできることは、

・子どもと離れる時間を作ってあげる

・十分に寝る時間を確保してあげる

慢性的な睡眠不足は産後うつの入口です。とにかく寝てもらうこと。これを心がけるだけでもうつ対策になります。

＜早く相談しましょう＞

横浜市では「産後母子ケア」事業をしています。

低額で通所や宿泊のケアが受けられます。

「横浜市産後母子ケア事業（デイケア・ショートステイ）について」こちらから＞

産後うつの予防に最も有効なのは、人とコミュニケーションを取ることなのですが、コロナ下では難しいですよね。

産後うつは早く気づいて、早く対応すること。

出産した病院に相談してもいいですし、横浜市の場合なら各区のこども家庭支援課に相談してみてください。

--------------------------------------

参考文献：「アネティス」妊婦さんと産婦人科医をつなぐ安心サポート情報誌