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院長ブログ

低用量ピルで子宮内膜症再発を予防!

女性医学学会ワークショップWEB開催中です。

女性医学学会は、元々は更年期医学会と言いましたが、途中から名称が変わりました。

更年期医学会発足当時はホルモン補充療法(HRT)の話題が多かったですが、女性医学学会になってから思春期から老年期まで、女性の一生を通じての健康管理や疾患を扱うようになりました。

2月に子宮内膜症学会があったばかりなのに、今回の女性医学学会でも子宮内膜症についての発表が多くみられました。

それだけ、女性の生活に関わる疾患ということですね。

子宮内膜症(エンドメトリオーシス)という疾患名が初めて用いたのが、1921年で、今年でちょうど100年になるそうです。

提唱したのはアメリカの婦人科医サンプソンで、子宮内膜症の原因として逆流説を唱えた医師です。

逆流説とは、月経血が卵管を通って腹腔内に逆流し、月経血内の子宮内膜組織が付着して内膜症が発症するという説です。

子宮内膜症は昔からあった疾患ですが、現代日本人では、月経回数の増加に伴い子宮内膜症も増えて問題になっているのです。

子宮内膜症の治療にはホルモン治療と手術治療などがあります。

手術しても完治というわけではありません。

閉経までは再発するリスクを伴います。

低用量ピルは術後の再発を防ぐ効果があります。

もしも、術後ピルを使用しなければ、3年間で50%再発すると言われてます。

子宮内膜症で手術した後は、妊娠希望なら早めに妊娠できるといいですね。

手術することで妊娠もしやすくなります。

妊娠希望がなければ、低用量ピルなどで再発を予防しましょう。

黄体ホルモン製剤でも予防はできます。

せっかく手術したんですから、その後のメンテナンスも忘れずに。

 カテゴリー:子宮内膜症/子宮腺筋症、子宮筋腫  2021年04月05日

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