院長ブログ
HPVワクチン 17歳未満で接種した方が効果大
本日(18日)、植田は13時半に医師会館でコロナワクチンを接種してまいります。
そのため受付を12時までとさせていただきます。
12時半予約の方は予約時間までにご来院ください。
さて、コロナワクチンは昨年生まれたばかり、まだ0歳です。
こちらのワクチンはそろそろ15歳になります。
子宮頸がんの主な原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)。
HPV感染を予防するワクチンが開発されたのは2006年で、ようやく15年が経ちました。
HPVが感染してもすぐに子宮頸がんになるわけではありません。
そのため、どれだけがんを予防できたのかわかるのに10年くらいかかります。
日本はまだ10年経ってませんから、前がん病変の予防効果は報告されてますが、子宮頸がんについてはこれからです。
海外では続々と報告されつつあります。
最初の報告はフィンランドでした。
ワクチンをうたなかった女性(17,838人)のうち8人が子宮頸がんに罹患しましたが、
ワクチンをうった女性(9,529人)では0人でした。
昨年2020年にはスウェーデンから、がんが減ったという報告がなされました。
10〜30歳の女性、約167万人について調査しました。
ワクチンを接種した女性は、非接種者に比べて、がんの発生率は49%減ってました。
たった半分?なんて思わないでください。
17歳未満で接種した女性でみると、なんと88%も減っていたのです。
つまり、HPVに感染する前にワクチンをうった方がいいよ!という話です。
17歳未満というのは統計での話。
いつ接種するのがベストかは、個人個人で異なります。
小6年~高1年生相当では無料で接種できる(定期接種)。
2価/4価ワクチンよりも、9価ワクチンの方が効果が高い。
9価ワクチンは自費で、いつ定期接種になるかわからない。
そして、性交渉をもつ前に接種した方がよい。
だから、早く接種した方がいいけれど、20歳過ぎても遅くないこともあります。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。