院長ブログ
子宮がないから、婦人科検診は必要ない??
手術で子宮を取ったあとも婦人科検診は必要です。
Aさんは55歳。
43歳のときに子宮筋腫で子宮をとりました。
あんなに多かった出血(月経)も無くなって、ポッコリ出ていた下腹部もぺたんこになり、快適~と思いました。
主治医からは、
「子宮がないので子宮がんにはなりませんが、卵巣が残っているので年1回は検査をしてください。」
と言われました。
その先生の言う通りです。
子宮頸がん、子宮体がんにはなりません。
でも卵巣腫瘍はできるかもしれない。
Aさんは主治医のいう通り、毎年超音波検査で卵巣のチェックを受けました。
2年前まで異常なしで経過。
1年前は、コロナ感染拡大による緊急事態宣言のため、健診に行くのをやめました。
その後も感染者が増えたり減ったりで落ち着かないため、何となくずるずると先延ばしにしてしまいました。
特に気になる症状もないし、コロナが落ち着いてからゆっくりと人間ドックでも受けようと思っていたのですが、
配偶者に誘われて、気が進まないまま3月に健診にいきました。
そうしたところ卵巣腫瘍が見つかりました。
どのくらいの大きさだとも言われなかったし、特に腹痛などの症状もないし、4月になってコロナ患者も増えてきたし、病院受診は落ち着いてからと思ったそうです。
これは私の知人の話。
本人の許可をもらって書いてます。
それでも少し心配になったようで、私に電話してきました。
「病院は感染対策をしっかりしているので心配ないよ。すぐに産婦人科を受診して。」
とお願いしました。
卵巣腫瘍は12㎝。
幸いMRI検査では良性の腫瘍だったのでホットしましたが、結果を聞くまではとても心配でした。
東京で緊急事態宣言が出ます。
神奈川も検討されていることでしょう。
受診勧奨をするつもりではないですが、不謹慎と言われるかもしれませんが、
昨年度、健康診断やがん検診を受けてないという方は、時期を見て今年度は必ず受けるようにしましょう。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。