院長ブログ
頭痛と生活習慣と漢方
昨日19時から頭痛の漢方治療のオンラインセミナーがありました。
漢方治療といっても、前半は生活習慣や鎮痛剤/片頭痛の薬などの話でした。
頭痛は生活習慣病とも考えられます。
頭痛になりやすい要素には、
ストレス、睡眠不足、冷え、食生活などが関係してます。
食べ物では、チョコレートやチーズにはチラミンという物質が含まれていて、このチラミンが血管を収縮させて頭痛の原因になるらしいです。(正確には、収縮の後で血管が拡張する際に頭痛が起こります。)
難しいですね。
つまり、チョコレートの食べ過ぎには注意しましょうということです。
一昨日のブログに、「わがままを抑え、規則正しい生活習慣を確立した先に本当に自由な生き方がある」なんて書きましたが、まさに頭痛がその通りと思いました。
チョコレートを控え(わがままを抑え)、規則正しい生活をして、睡眠もしっかりとることで、頭痛から解放され、自由な生き方ができる。
ということでしょうか。
それから、頭痛にもいろいろあります。
頭痛⇒鎮痛剤を服用ではないのです。
あなたの頭痛は「温めると良くなりますか?」
お風呂に入ると楽になる。
首の後ろを温めると楽になる。
このような頭痛には鎮痛剤は逆効果です。
もちろん一時的に痛みは楽になるかもしれません。
しかし、鎮痛剤は体を冷やすので、温めて楽になる頭痛には使用してはいけません。
さて、頭痛に使う漢方といえば、次のようなものがあります。
■五苓散(ごれいさん)
■呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
■釣藤散(ちょうとうさん)
■苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
■桂枝人参湯(けいしにんじんとう)
などなど。
これら以外にも頭痛に使う漢方はありますが、効果は短期間でわかります。
漢方は長く飲まないと効かないと思っていませんんか?
頭痛の場合は頓服で効く場合もあります。
もちろん、生活習慣に原因がある場合はそちらの改善も必要です。
私も20代30代の頃は頭痛に悩まされました。
運動をするようになってから、冷えも頭痛も気にならなくなりました。
今では、たまに釣藤散や五苓散にお世話になるくらいです。
生活習慣病と考えられている頭痛の治療には、運動も効果的かもしれません。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。