いよいよ5月から横浜市でも新型コロナウイルスワクチンの集団接種が始まります。

昨日29日（祝）、午後1時半から都筑公会堂で説明会がありました。

医師会の先生方にお会いするのは1年以上ぶりです。

都筑区では区役所の都筑公会堂で接種が行われます。

受付から問診、予診、接種、待機までの動線を確認しました。

私たち医師は予診を担当します。

HPVワクチン（子宮頸がん予防ワクチン）で筋肉注射に慣れている産婦人科医としては、

接種は任せといて！と思ってましたが、予診はとても大切な仕事。

接種が可能かどうか、接種後の観察は15分でいいのか、30分必要なのか、迅速に判断しなければなりません。

区役所の方も頑張ってます。

予診、接種のスペースをパーテーションで仕切って準備をされてました。

接種を受ける場合は、予診票の記載もれが無いようにお願いします。

予診票には次のような質問があります。

「現在、何らかの病気にかかって治療（投薬など）を受けていますか？」

「その病気を診てもらっている医師に今日の予防接種を受けてよいと言われましたか？」

薬を飲まれている方は、主治医に接種をしてもよいか確認をしてください。

高齢者などで、ご自身で接種の予約や予診票の記載が困難な場合は周りの方の協力をお願いします。

私の父（85歳）のところにも接種券が届きました。

父からは「ワクチン接種はなりゆきに任せます」というショートメールがきました。

父らしいです。

私も下の妹（愛知県在住）も1年以上実家に帰っていません。

もう少し感染が落ち着いたら帰ろうと思っているうちに、第2波、第3波、そして多分第4波となってしまいました。

上の妹と弟が長野県在住で父のことをみくれてます。

妹の感想は、高齢者には予約は難しいと思うということでした。

どうぞ周りの方のお手伝いをお願いします。

それから、「予防接種は体調の良い時に接種していただくことが基本です。」

体調管理もお願いします。