院長ブログ
女性は便秘になりやすい
会場を使った集会が少しずつ再開してますが、大人数が集まって密にならないように、インターネットを使ったオンライン配信も併用して行われてます。
これをハイブリッド開催と呼んでます。
会場に行ってもよし、自宅(またはクリニック)でオンライン参加でもよしというわけです。
私はもっぱらオンライン参加。
そうしたら、昨夜(火曜日)はセミナーが2つ重なってしまいました。
便秘の話と頻尿の話です。
どちらも産婦人科には関係ある内容、幸い開始時間が30分ずれてたので、パソコンとスマホを使って両方聴講しちゃいました。
便秘の人は、そうでない人に比べて生存率が低くなるとか、寿命が短くなるとか、労働生産性が低くなるらしいです。
何となくうなずけます。
そして、便秘は男性よりも女性に多い。
どうしてでしょうか?
女性の生活はホルモンの影響を受けてます。
生理周期が28日の場合、生理から2週間後に排卵が起こって、排卵から2週間すると生理が来る(妊娠しない場合)。
排卵後から生理までの2週間を黄体期(または分泌期)と言って、卵巣から黄体ホルモンが分泌されます。
黄体ホルモンは大腸の働きを鈍くさせ、便秘になりやすくなる。
私もピルを飲む前はそうでした。
月経前2週間は便秘だけでなく、体がむくんだり、イライラしたり・・・これは月経前症候群(PMS)ですね。
つまり女性の場合は、月の半分は黄体ホルモンのせいで便秘になりやすくなります。
それから妊娠中も黄体ホルモンが上がるので、妊婦さんは便秘に悩みます。
セミナーでは西洋薬の便秘薬の紹介が主でしたが、私は食事と漢方がいいと思ってます。
漢方には体質改善もあるし、癖になりません(依存性がありません)。
それから食事も大事です(セミナーでは触れてませんでしたが)。
私の場合、妊娠中は便秘解消のために、トウモロコシやサツマイモをよく食べてました。
おかげで妊娠中には一度も下剤にお世話になりませんでした。
さらに「お豆」も便秘解消になると思います。
(実は、最近「お豆」がとても美味しくて毎日いろんな豆を食べてます。豆の話はまた別の機会にでも・・・。)
そして、黄体ホルモンの作用をコントロールするにはピルです。
低用量ピルは排卵を抑えて、排卵後の黄体ホルモンの上昇がなくなります。
女性の便秘、運動も必要ですね。
便秘にお困りの方はご相談ください。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。