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院長ブログ

エストロゲンには骨が壊れるのを抑える作用がある

正確に表現すると「エストロゲンには骨吸収を抑制する作用がある」です。

骨は新陳代謝によって常につくり替えられています。骨形成(骨をつくる)と骨吸収(骨を壊す)のサイクルが繰り返されているわけです。

エストロゲンは骨を壊す働きを抑えるので、閉経してエストロゲンが減少すると骨量が減少します。これは全ての女性で起こります。

更年期障害などでホルモン補充療法(HRT)をしている患者さんは、エストロゲンが補充されているので、骨量は減りません。

HRTで更年期症状から解放され、骨粗鬆症の予防もできて、さらにコレステロールへの好影響もあり、何だかんだメリット多いです。

HRTができない人、しない人は、骨粗鬆症予防対策を別の方法でしっかりしましょう。お気軽にご相談ください。

 

 カテゴリー:更年期、HRT、イソフラボン , 骨粗鬆症  2017年08月25日

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