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院長ブログ

閉経して3年、ホルモン値を調べたいんですが。

更年期症状が気になってHRT(ホルモン補充療法)を希望して受診される方が増えてます。

コロナ感染の影響で、ズルズルと受診を先延ばしにして我慢していたのかもしれません。

まだ閉経前なら、薬を使う前にホルモン検査をすることが多いです。

薬を使うと血中のホルモン値が落ち着いて、卵巣の状態を正確に把握できなくなってしまうからです。

測定する女性ホルモン関連の血液検査は次の3項目です。

E2(エストラジオール)⇒女性ホルモンのエストロゲン

FSH(卵胞刺激ホルモン)⇒脳下垂体から分泌されるホルモンで、卵巣を刺激します。

LH(黄体化ホルモン)⇒FSH同様に、脳下垂体から分泌されるホルモンで、卵巣を刺激します。

この3つを測定することで、閉経が近いのかわかります。

ただし、閉経の時期はわかりません。

それでは閉経した後のホルモン検査はした方がいいのでしょうか?

閉経後のホルモン状態は以下のようになります。

E2 低値↓↓

FSH 上昇↑↑

LH 上昇↑↑

全ての女性で閉経後はこのようなホルモン状態になります。

ですから、閉経後の方には原則女性ホルモン関連の検査はしていません。

例外は子宮のない方です。

子宮筋腫などで子宮を摘出して、卵巣は残っているという方は、いつ閉経なのかわからないですよね。

それから、閉経後(あるいは閉経だと思っていたの)に卵巣が再び働き出すってことがあります。

その場合も必要に応じてホルモン検査をすることがあります。

だから「閉経後3年」「典型的な更年期症状があります」という場合は、ホルモン検査はせずにHRTを始めます。

 カテゴリー:更年期、HRT、イソフラボン  2021年06月28日

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