院長ブログ
〈HPVワクチンQ&A〉コロナワクチンとの間隔は?
HPVワクチンに関するご質問の中で、最も多いのがコロナワクチンに関することです。
以前はワクチンの副反応に関する質問がダントツでした。
しかし、コロナワクチンもHPVワクチンと同じ筋肉注射ということもあり、筋肉注射への理解が広まりつつあります。
HPVワクチンもコロナワクチンも、どちらも大事。
両方接種するにはどうすればいいの?
という疑問が多数寄せられてます。
不勉強でとても反省しているのですが、コロナワクチンが出るまで、私は「ワクチンは、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類しかない」と思ってました。
違うんですね。
現在、日本で主に接種されているコロナワクチンは、ファイザーとモデルナのワクチンです。
どちらもm-RNA(メッセンジャーRNA)という遺伝子が組み込まれたワクチンですが、感染性は全くないので安心してください。
これは、不活化ワクチンでも生ワクチンでもありません。
したがって、他のワクチンとの接種間隔は以下のようになってます。
新型コロナワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。
それから、医師会から次のような案内がありました。
「新型コロナワクチンは、一定期間空けて2回接種しますが、
その間は、それ以外のワクチン接種を行わず、連続して、新型コロナワクチンを2回接種するようにしてください。」
ワクチン同士の接種間隔は、安全性や有効性の経験の蓄積により変化するので、現在はこのようになっていますが、今後変わる可能性があります。
その都度確認するようにしてください。
というのも、一般的なワクチンの接種間隔が1年前にがらりと変わったからです。
こちらの厚労省HPをご覧ください。
それまでは「生ワクチンは前後1か月」「不活化ワクチンは前後1週間」の接種間隔をあける必要がありました。
生ワクチンとは、BCG、麻しん、風疹、水痘(水ぼうそう)、おたふくかぜなどです。
それが、次のように変わりました。
「生ワクチンと生ワクチンの接種間隔は1か月(正確には27日以上)」あけなければなりませんが、
「それ以外は接種間隔の制限はない」となりました。
HPVワクチンは不活化ワクチンです。
したがって、他のワクチンとの接種間隔をあける必要はないのですが、
コロナワクチンは原則から外れます。
ややこしいですね。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。