院長ブログ
生理痛 がまんしないで!
がまんして、ガマンして、我慢してきたけど、もう我慢できなくて受診する患者さんが増えてます。
コロナ感染が落ち着いたら受診しようと思っていたのでしょうね。
緊急事態宣言が解除されるまで待ちたい気持ちはわかります。
9月12日まで延長になりましたが、さらに延長になったら我慢を続けなければなりません。
生理痛が悪化する原因としては、子宮内膜症や子宮腺筋症という病気が考えられます。
どちらも早期ならホルモン剤で治療ができます。
薬で治療ができなければ手術になりますが、現在は良性疾患の手術は後回しにせざるを得ない状況です。
ドラマ「ナイトドクター」をみていると、緊急の手術でもバンバンできそうな印象を受けますが、ドラマでは誰もマスクしてませんよね。
新型コロナウイルスが無ければの話です。
早くそんな状態に、普通の医療現場に戻って欲しい・・・と誰もが思ってますが、そう思いながら1年半経ってしまいました。
とにかく、予防できるものは予防していきましょう。
生理痛は早期に対応、ホルモン治療を開始することで、
痛みから解放される。
卵巣子宮内膜症性嚢胞(チョコレート嚢胞)の破裂による緊急手術を回避できる。
チョコレート嚢胞のがん化による手術を回避できる。
子宮腺筋症による大量出血の緊急対応の必要がなくなる。
それから・・・コロナ感染が落ち着いてから妊娠を考えているというなら・・・、
子宮内膜症や腺筋症は不妊症の原因になります。
避妊も兼ねて、低用量ピルで内膜症と腺筋症の治療・予防をしておきましょう。
そういえば、今年の夏は受験生の受診が少なかったな。
生理痛は病気です。
無いのが普通。
受験直前の月経調節は中用量ピルの使用になります。
今から始めれば、超低用量ピル(中用量の約3分の1のホルモン量)で調節が可能です。
生理痛、がまんしないでね!
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※第1土曜日は植田院長と浅野涼子医師の2診体制となります。