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院長ブログ
低用量ピル どうして月経痛が楽になるの?
月経痛の原因の一つに、子宮内膜から産生される「プロスタグランジン」という痛みの物質があります。
プロスタグランジンは子宮の筋肉を収縮させて下腹部痛が起きます。
胃にも筋肉があって、それが収縮することで、月経時に吐き気・嘔吐や胃痛が起こります。
低用量ピルで子宮内膜が薄くなると、出血も減り、プロスタグランジンも減って、月経痛は楽になります。
中には、出血が起こらない人もいます。これは異常ではありません。ピルをやめれば元に戻るので、将来の妊娠への影響は全く心配ありません。
さて、昨日の子宮内膜症予防の話にもどりますが、プロスタグランジンが減って子宮収縮が弱くなると、月経血の逆流も少なくなります。
以下のように考えられます。
ピル→ 内膜が薄くなる→ プロスタグランジンが減少→ 子宮収縮が減弱→ 逆流血が減少→ 子宮内膜症予防
ピル→ 内膜が薄くなる→ 出血量が減少→ 逆流血も減少→ 子宮内膜症予防
ピル→ 排卵を抑える→ 卵巣が傷つかない→ 卵巣がん予防
10~20代女子に低用量ピルを飲んで欲しい!という私の思いが伝わりましたでしょうか。
クリニック概要
横浜市営地下鉄「センター南駅」の改札口を出て、
エスカレーターを下り、
5番出口右1つ目のビルCM-PORTビル8Fです。
- 診療科目:
- 婦人科
- 住所:
- 横浜市都筑区茅ヶ崎中央50-17
C・M ポート8F - TEL:
- 045-949-2212
- 最寄駅:
- 横浜市営地下鉄線「センター南駅」
5番出口出てすぐ
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日/祝 | 日祝 |
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09:30~13:00 | - | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | |
14:00~18:30 | - | ◎ | ○ | - | ○ | - | - |
休診日:月曜、日曜、祝日 ◎:火曜午後は15時からとなります。
※受付時間はお知らせ欄にてご確認ください。
※毎週火曜日午前は植田院長と谷岡沙紀医師の2診体制となります。
※土曜日は2診体制となる場合があります。お知らせ欄にてご確認ください。