昨日届いた医療機関紙のTOP記事です。

「新規肺がん患者数減少

　コロナによる検診控えが影響」

2020年4月～21年3月に肺がんと診断された患者は、

1年前（2019年4月～20年3月）に比べて14.0％減少してました。

本当にがん患者さんが減っていればいいのですが、患者減少の理由は「検診の実施減少」だと考えられてます。

そうなると、早期発見が減っただけで、これから進行して見つかるケースが増える可能性があります。

2020年4月に緊急事態宣言が出された時は、健康診断やがん検診が不要不急の外出と同じ扱いにされました。

実際にどのくらいがん検診は減ったのでしょうか？

日本対がん協会の調査によると、2020年には5種のがん検診（胃・肺・大腸・乳・子宮頸がん）が30.5％減ったそうです。

最近急にコロナ感染者が増えてきました。

2月がピークだという意見もあるようですが、早く落ち着いて欲しいです。

昨年度もがん検診を受けてないと言う方は、今年度中に受けられるといいですね。

ちなみに、横浜市では40歳以上の方は無料で大腸がん検診（便潜血検査）を受けられます。

クリニックにお越しいただければ採取用の検査キットをお渡しします。

2日分を採取してお持ちください。