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院長ブログ

年齢とともに卵子の数は減っていく

昨日のブログには精子と卵子の違いについて、

射精した精子は3~7日間生きるのに、

排卵した卵子は1日しか生きられないと書きました。

それ以外にも違いがあります。

精子は毎日約1億個つくられるのに、

卵子はつくられない。

これはどういうことかというと、

出生したときに卵巣には約200万個の卵子が存在しますが、年々数が減少していきます。

そして、卵巣には閉経があります

閉経すると卵子は無くなり、卵巣の機能は消失します。

(逆かな?卵子が無くなり、機能が消失すると閉経です。)

一方、精巣には閉経はありません

精巣の機能が落ちても消失することはありません。

それから、卵子は年齢と共に年をとります

20歳の女性の卵子は20歳。

40歳の女性の卵子は40歳です。

一方、精子は精祖細胞から74日でつくられます

精子は若い、74日才。

こうやって考えてみると、なんとな~く卵巣(卵子)の方が損しているような気がするのです。

イヤイヤ、それだけ貴重!だってこと。

だからこそ大事にしないとね。

 カテゴリー:その他(産婦人科関連)  2022年02月18日

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